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Webマーケティングで使える!行動心理学10選

こんにちは!るみです。
Webマーケティングを始めてぶつかる壁…
こんなお悩みはありませんか?

  • 商品・サービスの魅力を伝えきれない
  • なかなか顧客の心を掴めない
  • 顧客の行動が予測できない

これらの悩み、実は行動心理学を理解することで解決できるんです!

人間は、論理的な思考だけでなく
無意識の心理によって行動を左右されているのを知っていますか?

行動心理学をWebマーケティングに活かすことで
顧客・読み手の心理を理解し、購買行動を促すことができます。

今回は、Webマーケティングで使える行動心理学のテクニックを10こご紹介します!

Webマーケティングで顧客を動かす心理学10選

1:ハロー効果

ハロー効果とは、特定の対象を評価する際に
目立つ特徴に引きずられて他の特徴がゆがめられてしまう現象のこと。

ハロー効果には
・ポジティブハロー効果と
・ネガティブハロー効果

この2つがあります。
ポジティブハロー効果は目立つ特徴が良い場合別の特徴も高く評価することです。
ネガティブハロー効果はその反対で、特定の部分が悪いと他も低く評価してしまうことを言います。

企業が自社の商品をアピールする際に有名人を利用するのもその例です。

2:バンドワゴン効果

バンドワゴン効果とは
多くの人が所有していたり利用していたりするものほど需要が増える効果のこと!

周りの人がみんな持っているから自分も欲しいと思ったり
流行に乗り遅れたくないと思ったりする心理が働きませんか?

「全米が泣いた」「行列のできる」といったキャッチコピーや
SNSで話題になった商品が人気になるのもこの効果によるもの!

3:ザイオンス効果

ザイオンス効果とは
何度も同じものに接するとそのものに対して好印象を持つようになる現象のこと!

テレビCMが良い例。
何度も同じCMを見るうちに、その企業や商品に対して好意を持つようになりませんか?
また、実際に何度も顧客と合ったりDMやメールを送って
接触回数を増やしたりすると印象が良くなるということがあります。

ただし相手が自分に対して悪いイメージを持っている場合は注意が必要!
接触回数を重ねても悪いイメージが悪化するだけで逆効果になります。

4:スノップ効果

スノップ効果とは、入手するのが困難なものほど需要が増え
簡単に手に入るものほど需要がなくなることです。

他人と違うものが欲しい!という願望が働くことによります。
バンドワゴン効果と反対のパターンです。

限定品や高価なブランド品がわかりやすい例ですね!
自分だけが持っているという希少性が価値を持つようになります。
また、「〇個限定」「後残り〇個」といった言葉も、この効果を利用しているんですよ。

5:ディドロ効果

ディドロ効果とは、理想的な価値を持ったものを手にすると
その価値に合わせて自分の持ち物や環境を統一させようとする行動心理です。

人間は一貫性や統一性を好む傾向があります。
良いものを手にすると今まで持っていたものとの違和感を感じ、一貫性が崩れます。
価値の低いものに合わせることを嫌がり、より価値の高いものに合わせようとするのです。

インテリアのショールームでベッドやソファー
デスクなどがセットでレイアウトされているのはこの効果を狙ったものです。

6:アンカリング効果

アンカリング効果とは、最初に与えられた情報が
その後の意思決定に影響を及ぼすことを言います。

対象についての情報が不十分な時に
特定の情報を基準にするという人間の心理を利用したものです。

例えば、セールで元の値段の書かれた値札に
〇割引というシールが貼られているのはこの効果を利用しています。

元の値段を基準にして商品の値段を安いと判断してしまってるんですね。

7:カリギュラ効果

カリギュラ効果とは
禁止されると反対に興味を持って禁止されたことを破ってしまうことです。

「絶対に見てはいけない」「絶対に押してはいけない」といわれると
逆に見たり押したりしたくなりませんか?

人間は自分の行動が禁止された際に感じるストレスを解消するために
禁止されたことを破りたくなるのです。

「行動心理学に興味のある人は参加できます」というよりも
「行動心理学に興味がある人以外は参加できません」とした方が
興味を引く表現になるんです!

8:シャルパンティエ効果

シャルパンティエ効果とは、同じ重さのものでも体積が大きなものは軽く
小さなものは重く感じられる現象のこと!

1gの綿と鉄はどちらも同じ重さにもかかわらず、綿の方が軽く、鉄は重く感じます。

元のイメージが錯覚を生むという効果はマーケティングで利用されているんですよ!
有名な例として、「ビタミンC 2000mg配合」よりも
「レモン100個分のビタミンC」とした方がイメージしやすいというものがあります。

9:アンダードッグ効果

アンダードッグ効果とは、ある勝負において不利な側に同情票が集まり
その結果逆転勝利する現象のことです。

不利な状況になっても頑張っている姿をみると応援したくなったり
弱いものを守りたいという人間の本能を利用しています。

例えば、「売れ残って困っています。」という言葉で同情を買い
商品が売れるということがあります。

10:コンコルド効果

コンコルド効果とは、そのまま投資を続けても損するということが分かっていても
それまで投資した分をもったいないと思い、投資を継続してしまうことです。

パチンコなどのギャンブルでは
勝つ可能性が低くても今まで使った分を取り戻そうとついやり続けてしまいます。
課金ゲームもこの効果を表す良い例でしょう。

まとめ

心理学いかがでしたでしょうか?

心理学は例えにあったように身近な場面でかなり活用されており
これらの例えを参考に
自社のWebマーケティング活動に心理学の法則を取り入れてみてください。

顧客心理を理解することで、より効果的なマーケティング施策を展開することができます。